仕事はもちろん、プライベートでも穏やかな心で、人に優しくありたいですね。
乱れやすい心を落ち着かせる方法を、「サーチ・インサイド・ユアセルフ」は教えてくれます。
瞑想によって穏やかな精神状態を手に入れる訓練ができます。
「サーチ・インサイド・ユアセルフ」を読んで、瞑想に取り組むことで気づいたことをお伝えします。

サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法
- 作者:チャディー・メン・タン,ダニエル・ゴールマン(序文)
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2016/05/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
瞑想=心を穏やかにする方法
自分の感情や気持ちをコントロールしたいと思うときは、誰しもあると思います。
- もっと精神的に大人になりたい
- 自分の感情をコントロールして、良好な人間関係を築きたい
- 公私ともにストレスなく過ごしたい
穏やかに日々が過ごせれば、とても素敵ですね。
そのきっかけを瞑想でつかむことができます。
瞑想で客観性を獲得して、精神的な成長を促すことで穏やかな心になります。
- 色んな感情や考えでいっぱいの頭の中
- 大きく起伏する感情にあわせて考え込んでしまう
- 感情や考えに囚われて適切な言動ができなくなる
瞑想は自分の感情や考えに囚われず、客観視するための訓練と解釈しています。
瞑想=精神的な成長の指標
瞑想は、イメージしづらい精神的な成長の指標にもなります。
例えば「英語を話せるようになりたい」というスキル的な成長の場合には、
- 目標を具体的に設定する 👉 TOEIC900点を目指す
- 目標と現状のギャップ確認 👉 リスニング改善で900点に到達できる
- ギャップを埋める行動 👉 毎日英語ラジオを30分聞く
分かりやすいですね。
一方で「穏やかな人になりたい」という場合には、
- 目標を具体的に設定する 👉 怒らないようになる
- 目標と現状のギャップ確認 👉 怒ったり・イライラしている頻度を記録
- ギャップを埋める行動 👉 怒る頻度を減らす
よく分からないですね。
精神的な成長を実感するには具体的な方法を定量化しづらいために、成長方法も具体化しづらいのです。
精神的な成長には、スキル的成長と異なるアプローチ方法が必要だと感じていました。
瞑想は定量化しづらい精神を、ありのままに受け入れるといいというヒントをくれました。
- 感情や気持ちを客観的に見つめる、良し悪しも判断もしない
- 時間をかけなくても、より良くしたいという意図があればOK
- 一瞬でも自分の考え・感情を客観視できたら効果あり
みたいな感じで、気楽に取り組みましょうと書かれています。
それでいて自分の精神を客観的に見つめる大切さも教えてくれます。
まとめ
いままで方法が分からずに取り組んでこなかった精神の成長。
いまでは瞑想=精神の客観視を継続することが、精神の成長につながるのではないかと思っています。
スキルの成長に比べると直接的なアプローチではないので、正直少しモヤっとする気持ちはあります。
そこは自分の気持ちを客観視して、落ち着いて少しずつ成長すれば良いかなと思います。