ビジネス英語学習はリーディング・ライティングから始めましょう。
ビジネス英語学習でのスキル優先順位は下記です。
- リーディング
- ライティング
- リスニング
- ライティング
特に初心者の方であれば、スキルの優先順位・学習効率の高いリーディング・ライティングを重要視するべきです。
なぜビジネス英語学習はリーディング・ライティングから始めるべきなのかについて、これから説明してゆきます。
理由① : ビジネスシーンでは文書のやりとりがメインだから
私は仕事で毎日英語を使っており、主に下記のようなシーンで英語を使います。
- 輸出入書類の作成
- 製品仕様の問い合わせ
- 客先質問回答
- 納期調整
これらの作業のほとんどは、文書で完結します。
細かいニュアンスを口頭で確認することはありますが、ビジネスシーンでは基本的に書類による確認が必須です。
言った言わないになるのが最悪ですので、口頭だけで物事が進むことはほぼないです。
特に異なる国・文化の人と仕事をするときは文書で明言化しないといけません。
理由② : ビジネスシーンでは論理構築が大事だから
普段の会話は、連続的なキャッチボールを繰り返しています。
- 相手の話を理解する
- それに対して自分の回答を考える
- 自分の回答を話す
会話においては文法や単語を細かく気にするより、リズムを損なわずに会話を進めることが優先されます。
一方、ビジネスシーンではいかにロジカルに物事を進められるかが大事です。
整合性や論理構築をしっかりと考えないと、スムーズに仕事を進められません。
ビジネス英語では英語+仕事内容の理解が必要です。
英語での文章構築に加えて、仕事の論理構築もしなくてはいけないため、慣れないうちは時間をかけたほうが無難です。
最終的には会話でも論理的に話せるようになるのがベストですが、最初からそこを目指すのは難しいと思います。
理由③ : リーディング・ライティングのほうが勉強しやすいから
リーディング、ライティングは勉強がとっつきやすいです。
英語の代表的な勉強方法例
- リーディング 👉 文章を読む(本、ブログなど)
- ライティング 👉 文章を書く(メール、ブログなど)
- リスニング 👉 会話を聞く(Youtube、TEDなど)
- スピーキング 👉 会話を話す(英会話、友人作る)
日本では英語で会話する機会が少なく、特にスピーキング学習のハードルがめっちゃ高いです。
スピーキングは基本的に相手が必要なので、費用がかかる英会話教室に通うか、時間をかけて友人をつくる必要があります。
費用や時間がかかるスピーキングから英語学習を始めるよりも、他のスキルから手をつけたほうが始めるハードルが低いです。
リーディング、ライティングであれば基本的に1人で勉強することができます。
本屋に行けば教材も豊富にあり、比較的安価に学習を行うことができます。
また、個人的には単語や文法を学んでからの方が学習効率が良いと思っています。
言語学習の土台となる単語や文法がしっかり学べていると、その後のリスニングやスピーキング学習もスムーズになります。
まとめ
留学して英語漬けの生活を送ったり、幼児教育で英語を音から学ばせるというのであればリスニング・スピーキング重視で良いのかも知れません。
- 大人のビジネスマン
- 日本国内在住
- 時間と費用が限定される
上記であればリーディング・ライティングから始めるのが良いのではないでしょうか。
英語学習以外にもやるべきことがたくさんあるビジネスマン。
効率よく英語学習を行い、英語で仕事をブーストさせましょう。