ビジネス英語はどのレベルまで必要なのでしょうか?
仕事となるとネイティブ並みに話せないと、厳しいと思っていませんか?
結論、実用的なビジネス英語としてネイティブレベルは必要ないと思います。
私自身も英語を使う仕事をしていますが、ネイティブレベルではなくとも仕事は問題なくできています。
また仕事で英語を使うことで多くのメリットを得られるので、躊躇することなく英語を使う仕事にチャレンジしてほしいです。
私自身の体験から、ビジネス英語で目指すべき目標のヒントになればと思います。
この記事は下記のような方におすすめです。
- 英語を使った仕事をしてみたい
- ビジネス英語を学びたい
- ネイティブまでの道が遠い
英語を使う仕事をすることは、キャリアの可能性を拡げる有効な手段だと思います。
仕事の専門性と英語が掛け合わさると、キャリアの幅はとても拡がると思います。
また仕事で英語を使う必要性があると、英語の学習効率を上げることにも繋がります。
仕事で英語を使う機会があることは、英語学習の大きなアドバンテージになります。
英語と仕事の最適なバランスを見つけて、効率よくビジネス英語を学習しましょう。
ビジネス英語でネイティブを目指さなくていい理由
ネイティブスピーカーとだけ仕事をするわけじゃない
世界の英語人口は20億人程と言われていますが、英語圏のアメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアの合計人口は約5億人です。
上記の人口で計算すると、75%の15億人は非ネイティブスピーカーとなります。
ヨーロッパやアジアの人々と仕事を行うとき、共通言語として英語を使うことは非常に多いですが、それは非ネイティブスピーカー同士の国際英語(ノンネイティブ英語)となります。
また、英語圏に住んでいる人でも他の国から移住している場合も多々あり、そういった人はネイティブ英語を話すわけではありません。
つまり、ネイティブスピーカーと仕事をする割合は意外と多くないとうことです。
英語は仕事をスムーズに行うためのサポートツールだから
ではネイティブスピーカーと仕事をしないといけない場合は、ネイティブレベルの英語力がないと仕事にならないのでしょうか?
そんなことはありません。
ビジネスシーンにおいて、相手は何を求めているでしょうか?
完璧な英語を話せるビジネスパートナーでしょうか?
それとも自分(自社)に利益をもたらしてくれるパートナーでしょうか?
もちろんビジネスは営利活動ですので、極論を言うと英語が全く話せなくても利益をもたらしてくるパートナーの方が価値があります。
英語が話せることで仕事がスムーズになりますが、絶対条件ではありません。
それならば仕事に支障ないレベルまで英語力を引き上げて、しっかりと仕事で結果を出すほうが相手にとって価値のあるビジネスパーソンになります。
ビジネス英語では、どこまでの英語レベルが必要?
ビジネスシーンにおいてはリスニング、スピーキングよりリーディング、ライティングスキルの方が重要です。
大学受験レベルの英語力があれば、ある程度の読み書きはできると思います。
ビジネスシーンではメール等の文章のやり取りがメインになるので、ある程度の読み書きができれば仕事が成立すると思います。
TOEICでいうと800点ぐらいあれば十分じゃないでしょうか。
ある程度の読み書きができるのであれば、それから仕事を通じてリスニング・スピーキングも上達させていけば良いと思います。
最優先は仕事内容、英語は完璧でなくてもいい
英語学習の一つの目標として、「ネイティブレベルになりたい」という気持ちは私も持っています。
ですが、ビジネスシーンにおいて英語はあくまで仕事をスムーズに行うためのツールなので、優先すべきは仕事そのものです。
ビジネス英語は仕事をスムーズに行うサポートツールですが、仕事と英語の組み合わせは学習効率としては最高です。
仕事と英語の学習関係については、下記記事もご参考ください。
仕事をスムーズに行えるように努力を続けていると、自然と英語のスキルも上がってきます。
仕事と英語、両方のスキルで継続努力をすることで、いつかネイティブレベルが見えてくる日もくると思います。