あなたは音楽を聞く習慣がありますか?
日常生活のなかで特に意識することもなく、当たり前に音楽を聞いている方が多いかと思いますが、音楽を聴きながらの作業は気をつけたほうがいいです。
音楽の優れたポイントの1つは、''ながら作業''ができること。
- 音楽を聴きながら勉強
- 音楽を聴きながら運転
- 音楽を聴きながら仕事
音楽と作業をかけあわせることで、様々なメリットを得ることができます。
- 作業の集中力や効率が高まる
- 気分転換やモチベーションアップになる
- 単調な作業中にオーディオブック等で勉強できる
音楽の相乗効果を活用すれば様々な恩恵を得られますが、
場合によっては、''ながら作業''をすることで弊害がでてしまうこともあります。
今回は''ながら作業''によって生じてしまう弊害と、対策方法について紹介していきます。
集中力が妨げられる場合
勉強や仕事をしているときに、音楽を聞きながら作業をして集中力をあげる。
この方法は実践している方も多いのではないでしょうか。
雑音をシャットアウトして作業に集中するのは有効な方法です。
注意しないといけないのは、聴いている音楽によって作業への集中が妨げられる場合です。
無音状態や適度な雑音があるほうが集中できる場合もあります。
いまいち集中できないと感じたら、音楽を聴くのを一度ストップさせましょう。
もし音楽を聴きながら作業するのであれば、エレクトロニカのようなフレーズが繰り返す構成の音楽がおすすめです。
思考停止になる場合
車や電車の中で音楽を聴くシーンは多いと思います。
運転中は音楽を聴くぐらいしかやることがないですし、通勤中に音楽を聴きながら本やスマホを読むのは時間の有効活用につながります。
スキマ時間に音楽を聴きながら作業をするのは全然問題ありません。
問題なのは、音楽を聴きくことで思考停止に陥ってしまう場合です。
音楽を聴いていると、なんとなく手持ち無沙汰は解消された気になります。
音楽を聴きながらぼーっと運転したり、音楽を聴きながらスマホで遊んでしまうのは有益な行動とは言えません。
ぼーっと音楽を聴いてしまっていると感じたときは、音楽をストップさせましょう。
スキマ時間に音楽を聴いたりスマホを見ることをやめると、思考が促進されます。
音楽の代わりにオーディオブックを聴くのもおすすめです。
オーディオブックは聴覚から情報を主体的にとりこめるので、思考停止状態になりにくいです。
一挙両得にならない場合
単調な作業中に音楽を聴いたり、勉強をして一挙両得をねらう方法があります。
ランニング、筋トレ、単純作業などと並行してできる作業があります。
- オーディオブックを聴いてビジネス勉強
- 新しいジャンルの音楽を聴いてみる
- 英語ラジオを聴いてリスニングの強化
ルーティン作業や頭を使わない作業のときには、聴覚からの情報取り込みを並行させても問題ありません。
単純な作業中に、聴覚からの情報を有効利用して一挙両得をねらうのはアリです。
ただし1つの作業に集中すべきときには、しっかりと単独の作業のみに向き合いましょう。
例えば、
- タイムを伸ばすためのランニング
- 自分の限界重量での筋トレメニュー
- 頭を使って仕事をするべきとき
無理に並行作業をすると、聴覚からの情報が定着しない場合もあります。
そうなると音楽やオーディオブックを聴き直すことになり、かえって効率が悪くなります。
''ながら作業''が有効なときと、作業に単独で集中したほうがいいときを見極めましょう。
まとめ
''ながら作業''ができる音楽の利点はとても有効なので、みなさんも日常生活のなかで当たり前に行っていると思います。
音楽を聴きながらの作業は有効活用できれば有益ですが、場合によっては行わないほうが良いときもあります。
惰性で音楽を聴いて作業効率が落ちたり、思考停止になるのは時間の無駄です。
''ながら作業''を活用すべきところと、単独作業にすべきところを上手く使い分けて、メリハリのある生活を送りましょう。