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ZOOMがあれば海外営業はいらない!?オンラインミーティングの収穫と課題、今後の展望について

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外務省のホームページを見ることが、毎日の日課になった海外営業マンです。

コロナの影響で、今年の1月以降は海外出張ができていません。

 

コロナが与えたインパクトは非常に大きく、世界的な範囲で影響がでています。

国外はおろか国内間での移動も制限され、3密状態を避けるために対面コミュニケーションの機会が大幅に減りました。

 

制約のなかで仕事を進めるための対策として、最もポピュラーなものはオンラインミーティングかと思います。

コロナという非常事態への対応措置として、ZOOM等を使用してのオンラインミーティングが急速に広まったのは当然の成り行きでした。

 

当面は海外渡航もできなさそうなので、私もオンラインミーティングをガンガン取り入れています。

もともと海外仕入先とはオンラインで話をしていましたが、顧客とも積極的にオンライン面談ができるようになったのは大きい変化です。

 

新しい仕事の進め方を模索していくなかで、オンラインミーティングの収穫と課題が見えてきました。

またこれからの展望について、オンラインミーティングを今後どのように仕事に活かしていくべきかについてまとめました。

 

オンラインミーティングがもたらした収穫

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コロナ対策として一挙にメジャーになったオンラインミーティングは、ポジティブな収穫をもたらしました。

 

顧客とのコミュニケーションが変わった

コロナ以前は、顧客とのオンラインミーティングなんかよほどの事情がないと提案できない雰囲気がありました。

 

「オンラインミーティングとかいいから、直接ウチに来なさいよ」って感じでした。

 

直接顔を見て話すと、なんとなく納得感が出るんですよね。

ミーティングは直接訪問して行うもの、という暗黙の了解がありました。

 

しかし、今はオンラインミーティングという選択肢も抵抗なく提案できます。

オンラインミーティングは効率面で大きいメリットがあります。

 

  • 客先訪問の移動時間の節約
  • 移動にかかる費用の節約

 

時間とコストを抑えられるのは何よりのメリットです。

特に距離が遠くて訪問しづらい海外顧客と気軽に面談できるのは重要なポイントです。

 

国内顧客との面談のときにも、海外仕入先を巻き込んで3社ミーティングにするとめっちゃ捗ります。

顔が見えづらい仕入先と顧客の距離感がぐっと近づきますし、自分は翻訳すればいいだけなのでとても楽です。

 

社内同士のオンライン会議の有効性は割とどうでもいいですが、社外でオンラインミーティングを使うのは非常に有効だと感じています。 

 

一緒に工夫して協力しましょうという雰囲気

オンラインミーティングをしましょう!という取り組みには、制約の中で一緒に案件や課題を進めていくという前向きな姿勢があります。

 

この取り組みのなかでは売り先と顧客の関係が対等で、お互いに工夫して協力していこうというポジティブな雰囲気があります。

コロナ制約下の中で、新しい取り組みや情報を積極的に受け入れる土壌が育まれたと感じます。

 

仕事で協力するなんて当たり前のことなのですが、特に日系企業は「お客様は神様」という思想がいまだに根強い印象です。

それが共通のゴールを達成するために、以前より協力的な雰囲気になってきました。

 

  • 提案内容は自分で考えろ ⇨ 問題を解決するいい方法はないかな?
  • いちいち連絡してくるな ⇨ 何かいい情報あれば教えて
  • とりあえず来社しろ   ⇨ 必要な確認事項あれば連絡するよ

 

コロナという災難を一緒に協力して乗り越えようという名目のもと、前向きに協働できる雰囲気になっているのはよいことだと感じます。

 

オンラインミーティングの課題

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とっても便利で効率的なオンラインミーティングですが、改善すべき課題もあります。

 

細かい部分の実態がわからない

オンラインミーティングは手軽にコミュニケーションが取れて便利なのですが、対面のコミュニケーションが必要な場面もあると感じます。

 

特に営業としては細かい相手の挙動、仕草、表情から情報を読み取る必要があります。

細かい微妙なニュアンスは、オンラインミーティングだけでは感じ取ることが困難です。

 

オンラインミーティングだけでは不十分だと感じる場面は例えば下記になります。

  • トラブルが発生した時の対応
  • 案件の最終クロージング対応
  • 潜在的なニーズを引き出したい場面

 

このような場面では、相手の感情や考えを読み取りながら話を進める必要があります。

感情や考えを読み解くヒントになる情報は、対面方式の方がアンテナが敏感に感じ取れます。

 

まだまだオンライン方式では細かい情報を得ることが難しいと感じており、場面によっては有効活用できていません。

 

直接的な経験は必要

人を動かす動機として、直接的な経験はまだまだ必要と感じています。

実際にモノやサービスを見たり、使ってみたりする経験こそが動機になりえます。

 

例えば車を購入するときに、試乗をすることでいっきに購入のイメージが湧きますよね。

実際に車に乗ってみることで、使い勝手や乗り心地、車の雰囲気を感じることができます。

 

オンライン上で直接的な経験を得ることができるものもありますが、まだまだ多くの分野では実現できていません。

ハード面の体験なしに実行動を促すのは、オンラインミーティングだけでは不十分ば場合が多いと感じています。

 

今後の展望

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収穫と課題を踏まえたうえで、今後の展望はどうするべきなのか。

 

前提 : 以前と同じにはならない

しばらくはコロナ問題は続くと予想され、問題が解消されたとしても以前と同じにはなりません。

ウィズコロナ・アフターコロナの世界は、ビフォーコロナの世界とは違ったものになります。

 

新しい世界を生き抜くためには、改善と工夫を続ける必要があります。

いいところは継続して取り入れ、課題は解消する工夫をする。

 

オンラインミーティングの便利さに気づいてしまったいま、コロナが収束しても有効に使いたいという人は多いはずです。

 

ハードや実体験をうまく織り交ぜる

ただし、ハードや実体験の良い部分もうまく活かす必要があります。

現状のオンラインミーティングの課題を補うべく、ハードや実体験を経験することは今後も必要かと思われます。

 

ハードのわずらわしさ・非効率性をオンラインミーティングで解消して、オンラインミーティングの軽薄さ・浅さを実体験でカバーする。

 

そんな両者のメリットをうまく織り交ぜることが必要になるはずです。

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